ブラックフォーマルレディース|上品で失敗しない選び方と着こなし術

May 9, 2025

女性向けのブラックフォーマル(喪服)を探しているけど、何かピンとこない…と感じていませんか?
私たちのお客様からも、「おしゃれなブラックフォーマルが欲しい。」「着回せる喪服は無いのですか?」と尋ねられることが多くなりました。そこで今回は、おしゃれなブラックフォーマル(レディース)についてご紹介していこうと思います。

【ライタープロフィール】PLIQUABOOK 編集部
「PLIQUABOOK」はパーティードレス・セレモニースーツを企画・販売する(株)プリカが運営するメディアです。
(株)プリカは「大切な日。着る人に輝きをー。」をコンセプトに、2011年のサイトオープン以後、約5万人超のご利用実績と6000件以上の商品レビューを誇るサイトに成長。日々、お客様のご要望に向き合い、お客様にぴったりな1着をコーディネートするスタッフが、フォーマルシーンの確かな知識と経験を携え、大切な日のマナーや着こなし術をご紹介します。

ブラックフォーマル (レディース)とは?基本マナーをおさらい

喪服とブラックフォーマルの違い

「ブラックフォーマル」と「喪服」は混同されがちですが、正確には少しニュアンスが異なります。

喪服は葬儀専用の礼服を指すことが多いのに対し、ブラックフォーマルは葬儀・法事・結婚式・式典など幅広いフォーマルシーンに対応できる黒の礼服を指します。

つまり、1着持っておくとさまざまな場面で安心できるのがブラックフォーマルの魅力です。

ブラックフォーマルで守るべき装いのルール

ブラックフォーマル着用シーンの広がり

ブラックフォーマル (レディース)を選ぶ際は、「上品さ」「控えめさ」が大切。

・光沢のある素材は避ける

サテン素材やラメといえばフォーマルな服の代名詞ともいえます。ただ、葬儀や法要に着ていく服として、強く反射するような素材は避けてください。濃染加工(より深い黒に染色)されたマットな素材が最適です。

喪服の素材は、フォーマルブラックと呼ばれる黒の深い素材を。季節に左右される天然素材ではなく、オールシーズン対応でシワになりにくい素材を。

肌の露出は控えめ(袖付き・膝下丈が安心)

ノースリーブや背中の大きく開いたデザイン、極端なミニ丈などはマナー違反となります。ジャケットやボレロを合わせるのが最適ですが、暑い季節はワンピースのみでも可能です。その際は長袖(七分袖)を着用しましょう。

肌の露出が多いデザインはNG

明るい色の小物・アクセサリーは避ける

ゴールドやシルバー、色物のバッグや小物はタブーです。また、パールのネックレスは一連でショートタイプのものを選びましょう。

明るい小物や派手なアクセサリーは慎む

これらを意識すると、失礼のない安心感ある装いになります。

ブラックフォーマル (レディース)のおすすめデザイン

ブラックフォーマルに「自由」が生まれてきた今でも、故人やご遺族、周囲の方々への敬意を込めた装いであることは変わりません。

フォーマル感を守りつつ、自分らしさを表現できるデザインを選ぶのが大切です。体型カバーや若見え効果にも注目しましょう。

体型カバーが叶うシルエット

40代・50代を中心に支持されるのが、体型を自然にカバーするシルエット。Aラインワンピースやウエスト切り替えタイプは、スタイルをすっきり見せつつ快適に着られます。

女性の喪服のいまどきコーデは「ノーカラージャケット+ワンピース」が最適。製造も素材も日本製。美しいシルエットと確かな着心地を実現した究極の1着。

オールシーズン対応できる素材選び

真夏でも真冬でも着る機会のあるブラックフォーマル。裏地付きで通気性のある素材や、シワになりにくいポリエステル混素材など、オールシーズン活躍できるタイプがおすすめです。

若見え&上品を両立できるポイント

最近では「ブラックフォーマル=地味」ではなく、さりげなく華やかさを演出できるデザインも人気。たとえば、縦ラインを強調する切替デザインは、落ち着きと若々しさを両立できます。

ブラックフォーマルも、自分らしさを表現する美しいシルエットで。

ブラックフォーマル (レディース)はどこで買う?失敗しない選び方

ブラックフォーマルは頻繁に買い替えるものではないからこそ、購入先の選び方で満足度が大きく変わります。

百貨店・量販店・ネット通販の違い

百貨店・デパート

品質と接客によるサイズ感はやはり一番の安心感がある百貨店

品質と接客によるサイズ感はやはり一番の安心感があります。ただ、立地や人件費を背景にした価格が高いのがデメリット。

量販店・紳士服店

量販店・紳士服店は、デザインが少し硬いものが多い印象。

量販店・紳士服店も、実際に手に取って試着ができる点で安心感があります。価格も比較的お手頃ですが、元々はメンズスーツを系譜としている点で、デザインが少し硬い印象。

ネット通販

日々多忙な女性が多くなっている現在、主流となっているのがやはりネット通販。ただ、最大の欠点は試着ができないところ。手軽に交換や返品に応じてくれるショップを選ぶことが大切です。

サイズ・丈感で失敗しないための工夫

その他の選択肢として、レンタルを考える方もいるでしょう。レンタルを選ぶ場合は必ず店舗のあるショップで試着してから決めることを強くお勧めします。通販レンタルの場合、着る直前に届くため「サイズで失敗した」というご相談が本当に多いのが現状です。

交換・返品対応のあるショップを選ぶ安心感

ネット通販を利用するなら、専門店のECサイトであればフォーマルに特化している分、マナー面も信頼できます。ただし、先ほども触れましたが、体型や好みに合わなかった場合の対応(返品・交換)が明記されているかを必ず事前にチェックすることをお勧めします。

ブラックフォーマル (レディース)に合わせる小物選び

洋服が決まったら、仕上げは小物選び。バッグ・靴・アクセサリーの統一感で、上品さがぐっと引き立ちます。

バッグはシンプル&上質が基本

ブラックフォーマル用バッグは、光沢を抑えたシンプルなものが基本。大きさは袱紗や数珠が入る程度が目安です。レザー調よりも布製やマットな質感が安心です。

ブラックフォーマルバッグはシンプル&上質が基本

靴はヒール控えめで歩きやすさ重視

ブラックフォーマルに合わせる靴は、黒のパンプスが定番。ヒールは3〜5cm程度の安定感あるものが無難です。光沢の強いエナメルは避け、マットな素材を選びましょう。

ブラックフォーマルの靴はヒール控えめで歩きやすさ重視

ネックレス・イヤリングはパールが定番

アクセサリーは一連のパールネックレスと小ぶりのイヤリング(またはピアス)が最も安心。華美にならず上品さを演出できます。ゴールドや大ぶりのジュエリーは避けましょう。

喪服に合わせるネックレスは、シンプルで控えめなものを。

まとめ

ブラックフォーマル (レディース)は「上品さと安心感」で選ぼう

今どきのブラックフォーマルは着まわしができることが最重要!明るめのジャケットを羽織れば、さまざまなシーンに着回しが可能♪

ブラックフォーマルは、形式や規則ではなく、「どうありたいか」という心に寄り添う服。
しっかりとマナーを守りながら、気負わず自分らしくいられる——そんな一着を選ぶことが何より大切です。大切なのは「派手すぎず上品」「体型や年齢に合ったシルエット」「信頼できるショップで購入」の3つです。

今どきブラックフォーマルの選び方
  • 派手すぎず上品な1着を
  • 体型や年齢に合ったシルエットを
  • 購入は信頼できるショップで

最適なブラックフォーマルは、1着持っているだけで葬儀や法事、式典など幅広い場面で役立ちます。あなたにぴったりで長く着られる1着を見つけてください。

 

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