
久しぶりの結婚式。「何を着ればいいの?」「体型が気になっておしゃれが難しい…」そんな50代ぽっちゃり世代の女性に贈る、安心&華やかフォーマルドレスの選び方ガイドです。
シルエットや素材、カラーにこだわった厳選おすすめスタイルや、小物合わせのコツまで、1日中快適できちんと見える秘訣をわかりやすく紹介します。
(株)プリカは「大切な日。着る人に輝きをー。」をコンセプトに、2011年のサイトオープン以後、約5万人超のご利用実績と6000件以上の商品レビューを誇るサイトに成長。日々、お客様のご要望に向き合い、お客様にぴったりな1着をコーディネートするスタッフが、フォーマルシーンの確かな知識と経験を携え、大切な日のマナーや着こなし術をご紹介します。
目次
結婚式ドレスで50代が意識すべきマナーとは?
50代の結婚式参列では、「年齢にふさわしい品格」と「新郎新婦を引き立てる配慮」がとても大切。ご自身が主役ではないからこそ、“控えめながら華やかに”が装いの基本です。私たちが長年、結婚式の装いに携わってきた中で、3つのマナーを上げてみたいと思います。
過度な露出は避けて品よく
結婚式はフォーマルな場であり、肌の露出が多い服装はNGです。特に50代の方は、年齢に合った落ち着いたスタイルを心がけましょう。ノースリーブや深すぎるVネックは避け、袖付きや羽織りがあると安心。ひざ丈以上のスカートや、透け感が強すぎる素材も控えるのが大人のマナーです。
お客様の声:スッキリと綺麗なシルエットで50代の私も大満足です(すー様)
お客様の声:派手すぎず、50代でもいい感じでした。(Kl様)
<ここがポイント!>
ウエスト部分のギャザーゴムが、美ラインを生み出す秘訣。
<コーディネート>
ボレロやジャケットとの相性も良く、さまざまなシーンで着回しが可能♪
色選びは「華やかさ」と「落ち着き」のバランスを
私たちの経験から、白やアイボリーは花嫁の色なので避けたほうが無難です。また、全身真っ黒な装いも喪を連想させるため、アクセントになる小物や素材感で華やかさを加えることが大切です。50代には、ネイビー・ボルドー・ダスティブルー・グレージュなど、落ち着きと上品さを兼ね備えたカラーが好まれます。
サイドプリーツが縦のラインを強調させ、脚長効果につながる。
<コーディネート>
濃すぎないダスティーネイビーが落ち着きある華やかさが魅力。
主役を引き立てることが大人のマナー
あくまで主役は新郎新婦。派手すぎる装飾やトレンドを過剰に取り入れるより、上品で控えめなドレスアップが好印象です。目立ちすぎない中にも、自分らしいスタイルやセンスを添えることで、大人の余裕を感じさせるコーディネートが完成します。
お客様の声:すっきりした綺麗なシルエットで、レースは飽きがこない落ち着いたデザインです。(nakajima様)
<コーディネート>さまざまなシーンに対応できる、まさに「使える」1着。
体型変化が気になる50代…どう選べば美しく見える?
年齢とともに気になってくるのが、ウエストやお腹まわり、二の腕、背中などの体型変化。50代に入ってから「昔と同じサイズが入らない」「体型を隠そうとして逆に太って見える」と悩む声を、私たちのお客様からもよく聞かれます。
でも大丈夫です。今の体型に合ったデザインを選ぶことで、ぐっと若々しく、品よく、美しく見せることが可能です。
ゆったりしすぎない「立体感」のあるシルエットを
「隠す」ためにサイズアップしたり、ゆるっとした服を選ぶと、かえって大きく見えてしまうことも。おすすめは、ウエストやバスト下に軽く切り替えのある立体的なシルエット。
自然なくびれを演出しつつ、苦しくない着心地で、メリハリのある美しいラインが生まれます。
お客様の声:着ると細見えします。シンプルなデザインなのでいろいろなシーンで使えそうです。(mi.i様)
<コーディネート>結婚式だけではなく、お食事会やちょっとした会合などにも着まわせるのがポイント!
素材は「落ち感」と「ハリ感」のバランスで選ぶ
光沢のあるサテンや、とろみ素材など、体に沿うけれど張り付きすぎない素材が50代の体型にマッチします。逆に、テロテロした素材や厚手すぎるものは、ボリュームを強調してしまう原因に。シフォンやジョーゼットなど、肌にやさしく上品な質感を選ぶと失敗しません。
ほどよいボリューム感の袖が旬な雰囲気の2ピースドレス
二の腕・首元・お腹まわりに“ちょい技”を
二の腕が気になる方は、ベルスリーブや七分袖で自然にカバー。首元の詰まりが気になる方は、Vネックやタック入りデザインで縦ラインを演出。お腹まわりを隠したい方は、ウエスト切り替えやウエストベルトでメリハリあるシルエットにするのがコツです。
ポイントは、無理に隠すより「目線を散らすデザイン」で、洗練された印象に仕上がります。
憧れの総レースを上品に着こなす♪
結婚式 ドレス 50代はパンツドレスもOK?上品に見せるコツ
動きやすさと上品さを両立。パンツドレスが選ばれる理由
50代のゲストドレス選びでは、「動きやすさ」と「上品な印象」の両立が重要なポイント。パンツドレスは、まさにそのバランスを叶えてくれる頼もしい存在です。特に座ったり立ったりの動作が多い結婚式では、足さばきの良さや着崩れしにくい安心感が嬉しいメリット。
下の【とろみ素材×ウエストマークのパンツドレス】は、軽やかで品のある素材感が魅力。きちんと感を保ちながらも、ストレスフリーな着心地が40~50代のお客様からも支持されています。
お客様の声:この商品はワイドパンツでスカートに近いラインが出せ、マナー的にも最適でした。(りこぱん様)
インナーをアウトしたスタイルで品よく着こなせる♪
<コーディネート>
ジャケットと合わせて、今どきパンツスーツとしても着こなせます。
結婚式にふさわしいパンツドレスの選び方とは?
パンツドレスの印象は、素材やディテールで大きく変わります。50代のゲストにおすすめなのは、落ち着いたカラー・なめらかな質感・女性らしいラインを意識したデザインです。
下の【Elegant Collar オールインワンパンツドレス】は、ネイビーの深みがフォーマルな場にふさわしく、襟付きデザインが顔まわりに華やかさときちんと感をプラスしてくれます。
また、オールインワン仕様のため、トップスとパンツの組み合わせに悩む必要がなく、1枚でコーディネートが決まるのも嬉しいポイント。動きやすさと上品さを兼ね備えており、「パンツスタイルでも女性らしく見える」と好評です。
襟付きデザインがきちんと感を演出してくれる♪
なめらかな質感の素材が大人の品位♪
50代のパンツドレスは、襟付き・比翼風・共布ベルトなどの「かっちり見え」ディテールが安心。足元はプレーンなパンプス、首元はパールで上品にまとめると、親族や職場の参列でも浮きません。
アクセサリーやバッグも大人仕様で統一感を
アクセサリーは控えめかつ上品に仕上げる
50代のフォーマルシーンでは、パールの上品な輝きが欠かせません。
下の【Made in JAPAN ティアドロップネックレス】は、控えめながら上品な輝きが美しいパール&ビジューのネックレスです。さらに、【Made in JAPAN ティアドロップイヤリング】を合わせれば、セット使いによる一体感とフォーマル度がさらにアップ。派手すぎず、程よい存在感が欲しい大人世代にぴったりです。
バッグは“きちんと感+収納力”がカギ
下の【メタルラインクラッチバッグ】は、落ち着いた光沢感とシンプルなラインが魅力。控えめながらも上品で、フォーマルコーデに自然になじみます。内ポケットやチェーン付きで使い勝手もよく、袱紗やスマートフォンも無理なく収納可能。結婚式はもちろん、七五三や各種パーティーでも活躍する万能アイテムです。
足元には「疲れにくく見た目も美しい」一足を
フォーマルシューズに求められるのは、上品さと履きやすさの両立。下の《シャイニーチャンキーヒールパンプス》は、ふんわりとしたクッション入りの中敷きで足の負担を軽減しつつ、シンプルで飽きのこないデザインが大人の足元にぴったりです。
シンプルなつま先デザインと、かかとの安定感により、長時間の式でも快適。
結婚式ドレス 50代はどこで買う?失敗しない選び方
50代の結婚式ドレスは、お伝えしてきたように上質さ・サイズ感・着心地が鍵です。購入先は大きく「百貨店」「専門通販」「レンタル」に分かれます。
百貨店と専門通販で失敗しない選び方
50代女性がドレスを買う場合は、百貨店か専門通販が最も多い購入先です。百貨店は試着と素材感の確認がしやすく、接客で不安を解消できるのが利点ですが、比較的高額になる点が注意点。
専門通販はサイズ展開やフォーマル特化の品揃えが豊富で、レビューから実寸・着用感を把握しやすいのが強みといえます。できれば実店舗があるショップで購入するのが理想ですが、通販で購入するなら「実寸表」「モデル身長」「返品可否」「サイズ交換可否」をチェックすることがポイントです。
レンタル利用で失敗しない選び方
レンタルは一度きりなら経済的ですが、着用直前に届くので丈やサイズの失敗が多いのも現実です。私たちのショップでも、レンタルで届いたドレスの丈が短すぎた、サイズが入らなかった等の理由で急遽来店購入される方が少なくありません。レンタルを利用する場合は、店舗のあるところで必ず試着してから決めることがポイントです。
店頭やオンライン問い合わせでよくある質問(50代の結婚式ドレス)
最後に、私たちが接客中によく受ける問い合わせをご紹介しましょう。
Q1. 50代、黒ドレスは地味になりますか?
A. 黒はフォーマル感があり、最も安心感のあるカラーの1つです。艶のある素材やパール・ベージュのバッグで明度を足すと、弔事印象にならず上品にまとまります。Q2. 親族として参列。色は何色が無難?
A. ネイビー・グレー・ダークグリーンなどの落ち着き色が圧倒的に人気です。無難な色として間違いないですが、絶対ということではありません。Q3. パンツドレスはマナー的に大丈夫?
A. 最近はきちんと見えするデザインで選ばれる方が本当に増えました。襟付き・袖あり・落ち感素材だと品よく決まります。Q4. どこで買うのが失敗しにくい?
A. 専門通販はやはりサイズ・丈感の品数が充実でおすすめですが、サイズ交換や返品の可否を調べて利用するべきです。通販レンタルは一発勝負的なところがあるので、失敗エピソードも少なくありません。レンタルなら、必ず店舗で試着してからがおすすめです。
50代の結婚式ドレスは「上品さと華やかさ」が鍵
50代のゲストにふさわしい結婚式コーデは、上品さとほどよい華やかさのバランスがポイントです。体型を無理なくカバーできるシルエットや、着心地に配慮したデザインを選べば、自分らしいおしゃれが叶います。
また、小物も大人らしく統一感のあるものを選ぶことで、全体が洗練された印象に。ドレスと合わせて、アクセサリーやバッグ、パンプスまでトータルでコーディネートするのがおすすめです。
「きちんと感」と「自分らしさ」を大切に、安心して結婚式に出席できる一着を見つけてくださいね。
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