40代で招かれた久しぶりの結婚式。普段着ない服装だからこそ、悩んでしまう女性も多いようです。
大切な人のハレの日だから、普段とは全く違う自分に挑戦したい反面、 20代、30代の頃とはちょっと違った上品な女性らしさを表現したいですよね。今回はそんな40代女性のための「お呼ばれコーデの選び方」について解説していきます。
(株)プリカは「大切な日。着る人に輝きをー。」をコンセプトに、2011年のサイトオープン以後、約5万人超のご利用実績と6000件以上の商品レビューを誇るサイトに成長。日々、お客様のご要望に向き合い、お客様にぴったりな1着をコーディネートするスタッフが、フォーマルシーンの確かな知識と経験を携え、大切な日のマナーや着こなし術をご紹介します。
目次
立場によるお呼ばれコーデの違い
40代女性の結婚式コーデを考えるにあたって、まず考慮したいのが当日のあなたの「立場」。あなたが友人の結婚式に出るのか、または新郎新婦の親族として参列するのか、これによって服装選びも違ってきます。
親族の結婚式の場合
あなたが新郎新婦の親族として参列する場合、あなたは新郎新婦とともに、ゲストをお迎えする立場にあります。会社関係の方やご友人の方々にご挨拶をする機会があるかもしれませんし、席次表からあなたを「親族」として認識する方も多いでしょう。
また当日、ご親族同士のご挨拶の時間を取ることも少なくありません。親族の一員として、きちんとした印象を持たれるコーディネートをおすすめします。
生地も縫製も日本製で、デザインの希少性も相まって大人気のワンピース。1着は持っていたいきちんとワンピースの代表格。
親族の服装として人気のあるカラーは「ネイビー」「ブラック」。明るめカラーであれば、「ベージュ」「グレー」です。もちろん肌の露出は控え、ドレスの丈もひざ下丈がよいでしょう。
日本人の肌になじみやすいブラック&ベージュを絶妙なバランスで取り入れたセレモニースーツ。単品購入も可。
友人の結婚式の場合
友人の結婚式では華やかなドレスや、トレンド感を意識したコーディネートがおすすめ。派手すぎる色合いや露出は控えた方が無難ですが、せっかくの友人の結婚式では、華やかさも意識したいところ。
大人の女性らしさを演出しつつ、やっぱりおしゃれに見られたいですよね。会場に花を添えるカラーや、レースをミックスさせたドレスも華やかな雰囲気になるのでおすすめです。
40代ぽっちゃり体型をカバーする服装
40代のお呼ばれ服をお探しのお客様からよくある問い合わせの1つに、「体型カバー」があります。パーティードレスはどうしても薄着になるので、体のラインが出やすくなります。40代になると、体型カバーができるドレスを選ぶということも大変重要です。
ぽっちゃり体型はメリハリを
ぽっちゃり体型をカバーしたいというお客様の多くが、大きめのサイズで体のラインを完全に消そうとします。バスト、ウエスト、二の腕、脚…、そしていつのまにか、ゆるーい感じのワンピースに落ち着いてしまいます。
ぽっちゃり体型だからこそ、大切なのは「メリハリ」です。
上の画像は同じモデル(ややぽっちゃり)が同じドレスを着ている様子です。もともとウエストが細くなっているシルエットなので、ダボっとした感じはないと思います。そしてさらに、右側のドレスにハイウエストの位置でウエストリボンを巻きました。すると、だいぶすっきりと見えるのではないでしょうか。
このように、ぽっちゃり体型だからといって大きめサイズでひたすら隠すのではなく、メリハリのきいた見せ方を心がけてください。
プリーツなどで縦ラインを強調する
横のボリュームを抑えるための最も有効な手法の1つが、縦ラインを強調することです。ストライプ柄のドレスでもよいですが、おしゃれでさりげなさを優先するなら、プリーツやタックの入ったドレスが最適です。
サイドにプリーツ加工が施された軽やかレースのドレス。5分袖で、ロング丈なので40代におすすめの逸品。
ライトなカラーには濃色の羽織りを
おめでたい席だから、明るい色を着たいと思う方もいらっしゃいますよね。明るいドレスを選んだ時の注意点は、羽織りやバッグ、またはベルトなどに濃色を入れることです。明るい色のドレスに濃色のワンポイントを差すだけで、バランスの取れたメリハリコーデが完成します。
明るすぎないローズベージュが素敵なドレス。ブラックの羽織りでぐっと締まった印象になる。
細見えに効果的な濃色が基本
一般的に、濃色の服は「引き締め効果」があり、細見えすると言われています。また、濃色の方がきちんと見えすることもあり、ネイビー、ブラックは40代のお呼ばれ服でも人気のカラーです。ただ一方で、暗く重たい印象を与えてしまうこともあるため、明るめカラーの羽織やネックレス、バッグ類を合わせることをおすすめします。
地味すぎず、清楚な印象を表現できるネイビーの上品レースドレス。ライドグレーの羽織と好相性♪
40代のお呼ばれにパンツスタイルはあり?
最近のお呼ばれスタイルで、完全に定番化した「パンツドレス」。でも、マナーの面で着用可能かどうかの問い合わせをいただくことがあります。結婚式の服装でパンツスタイルは、とても格式高い会場や50代以上の親族(この場合も最近は着用を見かけますが)を除いて、基本的に全く問題はありません。
かっこいいパンツスタイルはテーパード
パンツスタイルといえば、かっこよくクールに決めたいところ。最近ワイドシルエットも流行りですが、個人的にはきちんと見えするテーパードタイプがおすすめです。コットンや麻など、決してカジュアルなイメージにならないよう注意が必要です。
ほどよい落ち感の生地がとても素敵なテーパードパンツドレス。さりげないレース使いがポイント♪
ワイドパンツはXラインで
ワイドシルエットを選ぶなら、ウエストが絞られているタイプがおすすめです。「Xラインを作る」と言いますが、身体の真ん中にあたるウエスト位置がシェイプされたデザインは、すっきりときちんと見えします。
トップスをインでもアウトでも着られる万能型ワイドパンツドレス。お子様のセレモニーシーンの着用にも人気。
ハイウエストのウエストリボンが特長のオールインワンパンツドレス。とてもクールな印象に♪
40代だからこそ叶う大人スタイルで
40代のお呼ばれコーデは「立場」と「体型カバー」がポイント。親族として、会社の上司としてなど、20代の頃とはご自身の立場も違うことでしょう。また、体型の変化も少しずつ気になる年代でもあります。最後に着こなしのポイントをもう一度確認しておきましょう。
- 参列する「立場」で服装を考慮する
- メリハリと細見えテクニックを使う
- かっこいいパンツスタイルも◎
20代の頃には似合わなかった「ちょっと大人スタイル」を着こなせるのは40代女性の特権。大切な人の大切なひと時、上品に輝く素敵なあなたで当日をお迎えください。
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