
「黒ってお葬式みたいに見えないかな…」
「華やかさに欠けるかも…」
そう感じて、結婚式で黒のドレスを避けていませんか?
でも実は今、「黒」は大人女性の間で再注目されているカラー。上品でシック、そして何より“美しく映える”──
選び方さえ間違えなければ、黒ドレスは誰よりも洗練された印象を演出してくれます。今回は、結婚式にふさわしい黒ドレスの選び方やマナー、さらに地味に見せないコーデ術を解説したいと思います。
(株)プリカは「大切な日。着る人に輝きをー。」をコンセプトに、2011年のサイトオープン以後、約5万人超のご利用実績と6000件以上の商品レビューを誇るサイトに成長。日々、お客様のご要望に向き合い、お客様にぴったりな1着をコーディネートするスタッフが、フォーマルシーンの確かな知識と経験を携え、大切な日のマナーや着こなし術をご紹介します。
目次
黒ドレスはマナー的に大丈夫?上品に着こなすためのポイント
全身黒はNG?避けるべき組み合わせとは
黒ドレスは格式のある色であり、結婚式でも一定の支持を得ていますが、着こなし方には配慮が必要です。全身を黒で統一してしまうと喪服を連想させてしまうため、アクセサリーや小物で華やかさをプラスすることがマナーとされています。

バッグやシューズに明るめのカラーや光沢素材を選ぶだけで、印象がガラリと変わります。たとえば、ベージュやシルバー系のアイテムを取り入れると、黒ドレスの品のよさを損なわずに華やぎを添えることができます。
結婚式にふさわしい素材・デザインとは?
結婚式にふさわしい黒ドレスを選ぶ際には、素材とデザインの選定がカギです。光沢感のあるサテンやシフォン、レースなど、上品な素材が用いられているものがおすすめ。これにより、黒でも地味にならず華やかな雰囲気を演出できます。

デザイン面では、袖に透け感のあるシフォンを使ったり、スカート部分に動きの出るフレアを取り入れたりすると、軽やかで祝福の場にふさわしい印象に仕上がります。大人世代には、さりげない体型カバーができるAラインやタック入りデザインも人気です。
黒の魅力を最大限に生かすコーデ術
小物(アクセサリー・バッグ)で明るさをプラスする方法
黒ドレスはそのシックな魅力ゆえに、他の色とのコーディネート次第で印象を自在に変えられるのが強みです。アクセサリーやバッグを少し光沢のあるものを選ぶととても映えて素敵です。
ブラックドレスだからこそ微光沢の小物が映える
黒ドレスの足元にも微光沢パンプスを合わせると、抜け感と高級感を添えてくれて素敵です。ブラックにはどんな色も合いますが、バッグとパンプスの色を合わせると統一感が出ます。
バッグとパンプスの色を合わせると統一感が出る
TPOに応じた素材・シルエットの選び方
昼の結婚式では肌の露出を控えたデザイン、夜のパーティーでは少し華やかな装飾があるドレスなど、TPOに応じたスタイル選びが大切です。
Aラインのフォルムが素敵な総レースのブラックドレス
シルエットの面では、年齢や体型に合わせて選ぶことでより美しく見せることができます。Aラインやエンパイアラインは体型カバーと女性らしさを兼ね備えた定番スタイルです。また最近は、動きやすく洗練された印象のパンツドレスも注目されています。
体型カバーに定評がある、ブラックのエンパイアドレス
最近人気の「パンツドレス」のおすすめスタイル
動きやすくて品のある“とろみ素材”で快適に
「パンツスタイルは硬く見えそう…」と敬遠されるお客様もいらっしゃいますが、とろみ感のある素材を選べば、軽やかで上品な印象になります。とくにブラックなら、程よいフォーマル感を保ちつつ、体のラインを拾いにくいのも魅力です。
ブラックでも重たくならず、自然な光沢が大人らしいワイドパンツドレス
ジャケットいらずで決まる“襟付き”オールインワン
シンプルに見えて、実は計算されたデザインが多いのが、パンツドレスの魅力。下の襟付きオールインワンタイプは、1枚でコーデが完成する手軽さと、きちんと見えを両立できる優れものです。
写真映えするスタイリッシュなオールインワンパンツドレス
洗練された大人の女性に似合う黒ドレスを
黒ドレスは大人の女性にこそ似合う、洗練された選択肢。マナーを意識した素材や小物選び、シルエットへのこだわりで、地味にならず華やかさと品格を両立できます。最近ではパンツドレスなどの新しい選択肢も増え、自分らしさを表現する幅も広がっています。
素材・シルエット、そして小物までトータルでコーディネートすることで、黒ドレスは一層輝きを放ちます。大人世代ならではの品格と華やかさを兼ね備えた一着で、結婚式という特別な日を素敵なあなたでお迎えください。


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